てきとうしんぐるまざー

シングルマザー4年目。適当に好きなことをして生きています。あー楽しい。

続・父の話

父が家を出て行く宣言をしてから1年以上が過ぎた。

 

tkt-sngl.hateblo.jp

 

因みにまだ出て行っていない。

 

実は私にコネの仕事の話を持ってきたあたりには、母は父に出て行きたい旨を伝えられていたらしい。

 

tkt-sngl.hateblo.jp

 

耐え切れなくなった母は夜中に電話をしてきて、どうしたら良いか…と酷く混乱して泣いていた。

私も一緒に泣いた。

私は父よりも母が大事で、こういうストレスは時間をずらして身体に出てくるもので、母が倒れてしまったらどうしようとすごく不安になったからだ。

そこから姉とともになるべく頻繁に母を気遣う電話をするようにした。

状況を尋ねるのは少しにして、なるべく面白い話をするようにした。

あの時の母は本当に辛かったと思う。

 

お盆前、父は

祖父が同席しない母方の墓参りにすら行くのが嫌だ!自分は好きで婿養子になったんじゃない!養子縁組も解消したい!!自分の実家の方にはなんとでも言えばいい!!

みたいなことを母に向かって散々言ったようで、それはもう酷かった。

父の実母はもう高齢で、心身共にあまり状態は良くないのに、よくそんなことが言えたもんだなと驚いた。

さらに家出先のアパートまで探しだし、母に保証人になってくれとまで言い出した。

馬鹿かよ。

もちろん母は了承することはなく、墓参りへは車を出してはくれたけれど、車の外に出ることは一切なく(以前は住職の話を聞く以外はすべて一緒にやっていた)、そこに同席していた姉は今後父がいなくなっても墓参りには毎年行けるようにとGPSで僻地の寺の場所を把握し、家出先のアパートの入居状況も常時把握し、父の車種とナンバーを控え万全の体制を整えていた。

姉すごい。

私はと言うとお盆には実家へは帰れずじまいだった。

だからこれは聞いただけの話である。

 

姉の帰省最終日、母と姉は父と話し合いの場所を設けた。

だけど父は

どう思われても構わない。俺は1人になりたい。

みたいなことをずっと言っていたらしい。

馬鹿かよ。

そして話の流れで何故か私の元夫の話が持ち出されたらしく、ダメな男に引っかかって…と言う会話がなされたらしい。

なんかもうこっちに関してはお互い悪い部分はあるしこの両親であるからこその家庭環境も影響してるからお前が言うなみたいな、笑うしかないみたいな。

何故か話に出されてしまった元夫と父は同等のことをしているんだぞ、と姉が父に言うと、元夫にずっと嫌悪感を示していたはずなのに、それでも構わないと開き直るような発言をしていたらしい。

最終的に父は、姉には本当に出て行くなら今後何かあっても知りません、と半ば縁切り宣言をされ、母は考えなおすよう説得されるだけして終わった。

そんな数時間だったらしい。

 

シルバーウィークには父が所要で上京するというので、息子を交えて昼食を一緒に食べないかと提案されたけど、私は話したいことは何もないし、何より昼からぶっ通しの音楽番組があったから外出なんかしたくなくて断った。

母や姉にも一応何か言いたいことや伝えてほしいことがあるならば行くけれど、と問うてみたけれど、言いたいことは別にないし任せる、とのことだったので、私は心置きなく息子とジャニーズに現を抜かす方を選んだ。

1人になりたいと散々喚いたのならば、私達身内を食事に誘ってなんかいないで存分に孤独を楽しめばいいのにと、そう思った。

 

10月にやっと夏休みを取得し帰省した。

しかし父は1週間出張が入り、一言二言挨拶程度の会話をしただけで終わった。

 

年末年始。

ああ、あの衝撃の年末から1年経ったのか…と何だか不思議な気持ちだった。

父はまだ出て行っていなくて、母は心に重い気持ちを抱えたままいつも通り父の身辺の世話をして、何も知らない祖父母は静かに暮らしている。

 

年末のある日、帰宅した父はグラスをたくさん持ち帰ってきた。

それら一つ一つには私や姉夫婦を含めた名前が彫っており、父が自分自身で彫った、と言っていた。もちろん出て行く原因となった祖父のものもある。

私は違和感しかなかった。

この人はもしかしてこのグラス1つでなかったことにしてちょ☆彡みたいな気でいるんだろうかと。

 

母の手伝いで姉と買い物に出かけながら、あの人は何様のつもりだろうかと思っていることをすべてぶちまけた。

姉も同じ気持だった。

一番苦しいのは母で、私達子どもも変に苦しい感情を植え付けられて、それでも父は何事もなかったかのように過ごしている。

悔しい。

 

元旦に義兄が合流し、父の用意したグラスにいたく感激していた。

でも義兄だってこの騒動の一部始終は知っていて、すごく気を遣っているのだと思うと居たたまれなかった。

 

そうして、今に至る。

 

こうして書くと自分のことじゃないように思えるけど、自分の周りに起こったことなんだよね。

散々引っ掻き回されて、ほんと何様のつもりだろうと思ってます。

平和に過ごすはずだった日々を返してくれという感じ。

 

 

溜め込んでいたことをやっと書き出すことが出来ました。

体調崩しまくってしんどい。

よし家事しよう。